マストイムノシステムズⅤ【MASTⅤ・マストⅤ】

一度に36項目(48種類*)のアレルギーの原因をスクリーニング!

同時多項目アレルゲン特異的IgE測定試薬

マストイムノシステムズⅤ(マストⅤ)

*単一項目として30項目、ミックス項目として6項目(18種類)で構成されています。
ミックス項目は複数のアレルゲンの混合物で、各構成アレルゲンについては各々の結果が出る訳ではありません(「マストⅤ測定対象」参照ください)

国民の約2人に1人はアレルギーと言われ、
日本では国民病とも言われる疾患です。

※出典:
「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針(平成29年3月21日厚生労働省告示第76号)」(厚生労働省)

アレルギーの諸症状

原因となっているアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)を特定することがアレルギーの治療の第一歩です。しかし、数多くのアレルゲンの中からを問診だけで原因アレルゲンを特定することは難しい場合があります。

患者1人当たりの平均陽性アレルゲン数(澤崎ら:2009.11日本アレルギー学会)

アレルギー性鼻炎の患者さんでは平均で約5種類のアレルゲンに感作されているデータです。来院された患者さんも問診では把握しきれないアレルゲンに感作されているかもしれません。

アレルギーの発症メカニズム(花粉症)

花粉を吸い込む

IgE抗体を生成

肥満細胞と
IgE抗体が結合

再び花粉が入る

ヒスタミンなどの化学伝達物質が遊離

神経を刺激

特異的IgE抗体を測定することで原因アレルゲンを特定することができます。

マストイムノシステムズⅤ(マストⅤ)

アレルギーのスクリーニング検査にマストⅤを!

  1. 現行品(マストⅣ)と比較してスクリーニング機能が強化され、一度に36項目(48種類)の特異的IgE抗体の測定ができます。
  2. 検体量は再検分を含めて0.5mLで変わりません。
  3. 基本的に問診などによる原因アレルゲンの絞込みが不要です。人間ドックなどの検診領域でもご利用頂けます。

待合室に設置する資料や、患者様にお渡しできる指導箋など、多くの資料を用意してあります。ご要望ください。

一貫して検体量は0.5mL。採血量が十分確保できない小児科領域でもご使用頂ける設計です。また、他の検査の残検体を流用できるため人間ドックのオプション検査などでも是非ご活用ください。

今回、新製品マストⅤはミックスアレルゲンを用いて一度に36項目(48種類)のアレルゲン特異的IgE抗体を測定することができます。
スクリーニング試薬としての性能を更に向上させました。

マストⅤの測定対象

ミックス項目については、臨床医へのアンケート、検査依頼数、陽性率などを総合的に考慮して決定致しました。

例えば、カビミックスはアルテルナリア、ペニシリウム、クラドスポリウムの3種類のカビをミックス化していますが、臨床医の意見は「どのカビであっても対処法は同じで、3種類の中からどのカビかを特定する必要はなくミックスで構わない」と言うものです。
但し、アスペルギルスとカンジダは単独項目として残してあります。これは、アスペルギルスとカンジダには特定の疾患があり、例えばアレルギー性気管支肺アスペルギルス症の診断に単独項目として必要と言う呼吸器内科の医師の意見を反映させています。

マストⅤの判定

従来品のマストⅣの判定を継承しています。通常はクラスで判定し、IgE抗体濃度に比例してクラスが高くなります。